
特定非営利活動法人 宮大工木造技術継承協会が、雑誌「男の隠れ家」さんに取材いただき掲載されました。
現役宮大工が毎日使い続ける活きた美しい道具たちが掲載されています。
男の隠れ家
「道具」は匠の道の「道の友」で、小僧の頃に棟梁からいただいた一本のノミを毎日大切に研ぎ続ける、25年経った今でも大切に使い続けるノミはこんなにも小さくなっても一生を共にするまさに「匠の道の友」 修行時代まずは毎日道具を研ぎ澄ませると次第に五感の先の第六感が現れます。 ようやく道具と友達になれた頃、木の話しが聴けるようになる。自分よりも長い命の木に刃物を入れる心は木に尊敬の念をいだかずにはいられないくらい三位一体の瞬間がまさに「技」そのもの。 技術は人に感動を与えた瞬間に「芸術」に変わります。それは建造物を遥かに超えた100年先の地域の宝になる場となり木の命が続きます。 準備9割現場1割というくらい、宮大工は道具の手入れを大切にしています。 どんなに技術が優れていても道具が切れなければどうしようもない、毎日がコツコツの地道な積み重ねの彼らを見ていると尊く涙が出てきます。道具箱を見ればどんな大工か一眼で解るというくらい、大工の個性が一番に現れるのが道具箱です。 宮大工1人につき200種類近くの手道具があります。門外不出の手道具をもしリアルに観たい方がいましたらご連絡ください♪

上記のお話しは、私が宮大工に嫁いで18年間見続けてきた事を、言葉にした日本の匠たちの真実です。

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